トーナメント ポーカー ルール

1. 一般ルール

  1. トーナメント ディレクターとフロアパーソンはゲームにとっての利益および公正を最優先に考慮し、判断を下すものとします。まれに、厳密なルールよりも公正性を優先して決定が下されることがあります。トーナメント ディレクターおよびフロアパーソンの決定を最終決定とします。

  2. プレイヤーの責任: プレイヤーは、参加登録データおよび席の割り当ての確認、ハンドの保護、意図の明確な表現、アクションの進行を追うこと、順番を守ったアクションの実行、アクションを行う権利の保護、カードの視認性の確保、適切なチップ スタックの維持、ハンド参加中に席を立たないこと、間違いに気づいたときは声を上げること、テーブルをすばやく移動すること、1 プレイヤー 1 ハンド ルールに従うこと、ルールを知り従うこと、適切なエチケットを守ること、トーナメントの秩序維持に寄与することが求められます。

  3. 公式トーナメント ポーカー用語: ベットまたはアクションに関する公式用語は、ベット、レイズ、コール、フォールド、チェック、オールイン、ポット (ポット リミットに限る)、完了など、簡潔で間違いようがなく、伝統的に使用されてきた宣言を使用します。地域的な用語もこの基準を満たします。標準言語以外の言語およびジェスチャーはプレイヤーが意図していなかった判断が下される可能性があるので、プレイヤーの自己責任で使用します。意図を明確にするのはプレイヤーの責任です。

  4. 電子機器: 疑義を避けるために付言すれば、電子機器は以下の既知および未知の機器を含みますがこれらに限定されません。電子機器をテーブル (ポーカー テーブルのあらゆる部分を含む) に置くことは認められません。プレイヤーはレールに物品を置くことができます。

    1. 電話: ハンドに参加しているか否かにかかわらず、参加者はテーブルで電話を使用することはできません。電話を使用する際はテーブルから離れなければなりません。
    2. 電話、タブレット、ラップトップ: 参加者はこれらの機器をテーブルで使用できますが (通話は除く)、ハンド中は使用できません。テーブルに着席中にラップトップを外部電源に接続することはできません。
    3. Periscope、Twitch など: プレイ中にアプリまたはその他の種類の放送機能を使用してトーナメントを放送することはできません。
    4. 着用可能な録音・録画機器: ポーカー ルーム全域でこれらの機器およびあらゆる種類の録音・録画機器の使用を禁止します。
    5. テレビ撮影対象テーブルまたはメインイベントのファイナルテーブルでの電子機器の使用は認められません。
    6. ゲーム妨害: PSLive は、電子機器またはその他の物品の使用によりゲーム進行を遅らせている、または他のプレイヤーに迷惑をかけているとフロア スタッフが判断した場合に、該当電子機器またはその他の物品の使用を停止するよう要求する権利を留保します。本、雑誌、電子機器等を含むがこれらに限定されない外的影響により、あるプレイヤーがゲーム進行を遅らせていると考えるプレイヤーは、フロア担当に連絡するようディーラーに要求することができます。
  5. 賞の分割 (ディール): 開催地のゲーミング規制に反しない限り、すべての会場でディールを行うことができます。ディールはメディアに報告されます。

2. トーナメントの席

  1. 配席/スタック: トーナメントの座席は無作為に割り当てられ、譲渡することはできません。トーナメント スタッフは、トーナメントを通じて身体に障がいを持ったプレイヤーのために席を調整し、トーナメント開始時にテーブルを均等化するために席を調整する権利を留保します。プレイヤーは自身の責任において登録確認票の記載事項が正しいかどうか確認します。

    1. 補欠、遅れてのエントリ、再エントリの場合はスタック全額を受け取ります。プレイヤーは着席し、スモールブラインドとボタンの間を除くポジションの権利および責任を負います。
    2. テーブルと席の割当を受け取ったプレイヤーは、席番号がすべて受け取られると、スタックがプレイに投入されます。
      1. 例: テーブル 4/席 8 を受け取った場合、席 8 がすべて受け取られると、トーナメントのすべての 席 8 のスタックがプレイに投入されます。
  2. 身分証明: すべての PokerStars Live イベントにおいて、開始時および再開時の着席の際に有効な顔写真付き身分証明書を提示する義務があります。不正な身分証明書を使用したものは罰則の対象となり、イベントへの参加資格を取り消される場合があります。

  3. リバイ: リバイを希望するプレイヤーはハンドを参加せずに済ませることはできません。プレイヤーが新たなハンドが始まる前にリバイの意思を示した場合、そのプレイヤーチップがあるものとしてプレイを続け、リバイをする義務があります。

  4. テーブル ブレイク: ブレイクの方法は参加登録受付終了時に発表されます。PokerStars LIVE はブレイクの順番を変更する権利を留保します。ブレイクされたテーブルから他へ移るプレイヤーのポジションに関する権利と義務 (ボタン、スモールブラインド、ビッグブラインド) は引き継がれます。スモールブラインドからボタンまでのハンドは配られません。

    1. テーブルは二重ランダム化によりブレイクされます。ディーラーはハイ カードを持つプレイヤーから順にテーブルの座席を割り当てます。フロア担当がシート カードを混ぜ、ランクの高いカードから順に時計回りに配っていきます。
  5. テーブルの均等化: プレイヤーが最も多いテーブルよりもプレイヤーが最低でも 3 人少ないテーブルは、その時点でプレイを停止します。フロップとミックスゲームでは、プレイヤーはビッグブラインドから、シングル ビッグブラインドを含む最も悪いポジションに移されます。最悪のポジションがスモールブラインドであることはありません。スタッドのみのゲームでは、プレイヤーはポジションに応じて移動します (人数の少ないテーブルで最後に空席になった席に着席します)。

    1. トーナメントの後半になると、トーナメント ディレクターの裁量でテーブルが均等化されます。

3. ゲーム進行について

  1. ボタン: 各イベントの開始時、再開時、席替え時、ファイナルテーブル開始時にボタンの位置を決める抽選が行われます。この抽選はトーナメントのフィールド全体のボタンの位置を決定します。

    1. デッドボタン: すべてのイベントでデッドボタンを使用してプレイが行われます。デッド ボタンとは、プレイヤーの敗退や、新たなプレイヤーがスモール ブラインド~ボタン間のポジションに着席したことにより次のポジションに移動できないボタンをいいます。
    2. ヘッズアップ ボタン: ヘッズアップ中は、スモールブラインドがボタンの位置で最初にプレイします。ヘッズアップ開始時に、どのプレイヤーもビックブラインドを 2 回受けないようボタンを調整する必要が生じることがあります。
    3. ボタン位置の間違い: ディーラー ボタンが間違った場所に置かれ、実質的なアクション (ルール 29) が行われた後にそれが発覚した場合は、プレイを続行し、次のディール時にボタンは時計回りに移動します。アクション前に発覚した場合はミスディールとなり、ボタンは正しい位置に戻されます。
  2. チップレース: チップのカラーアップを行う際は最大で 1 枚のチップがプレイヤーに与えられます。チップレースは常にディーラーのすぐ左に着席しているプレイヤーから開始します。チップレースによりプレイヤーがトーナメントから排除されることはありません。プレイヤーの残りチップが 1 枚だけとなり、そのプレイヤーがレースに負けた場合は、プレイに使用されている最少単位のチップを 1 枚与えられるものとします。チップレース後、低い単位のチップがスタックに残っているプレイヤーは、それらがプレイに使用されているチップと同価値を持たない限り、それらのチップを放棄するものとします。プレイヤーはチップ レースに立ち会うことを推奨します。

  3. カラーアップ: トーナメント スタッフはいつでも単独の裁量でプレイヤーのカラーアップを行う権利を留保します。プレイヤーはカラーアップに立ち会う権利を有し、またそうすることを奨励します。裁量によりカラーアップを行う場合は、プレイヤーが残って見守ることができるようにプレイヤーにカラーアップを行うことを知らせます。

  4. 余ったチップ: ポットを分割するゲームでは、余ったチップはハイハンドのに与えられます。フロップ ゲームでは、ハイ ハンドが 2 つ以上またはロー ハンドが 2 つ以上ある場合、余りのチップはボタンの左隣の最初の有効なハンドに与えられます。スタッド ゲームにおいては、余りのチップはスートのランクの高いカードに与えられます。ただし、ハンドの価値が同じ場合はポットは可能な限り均等に分割されます。オマハ/スタッド 8 オアベターでは、ポットはプレイで使用されている最小単位のチップまで分割されます。余りのチップがポットの最初の分割により生じたものである場合は、ハイ ハンドに与えられます。ハイ ハンドまたはローハンドの分割によりさらに余りのチップが出た場合は、より悪いポジション地位にいるプレイヤー (ボタンの左隣に最も近いプレイヤー) に与えられます。スタッド ゲームでは、余ったチップはハイカードに与えられます。ハイ ポットまたはロー ポットが分割された場合、余りのチップはスプリット ハンド 2 つのスートのランクが高いカードに与えられます。

  5. カード、チップ、スタックの可視性: プレイヤーは、カードを常に見えるようにしておかなければなりません。プレイヤーが対戦相手のチップ額を見積もることができるように、チップは数えやすいスタックにしてください。PokerStars Live は業界標準として 20 の倍数のスタックに整理することを推奨します。プレイヤーは、額面が最高のチップを常に見える状態に保たなければなりません。

    1. プレイヤーは正確な数の実際に行ったベットに対する権利のみ有し、対戦相手がオールインした場合はその対戦相手のチップ全額を手に入れることができます。
  6. チップの移動: チップはすべてチップラックに入れて持ち運び、いつでも見えるようにしておく必要があります。プレイヤーはトーナメント チップを見えない状態で持ったり持ち運んだりすることはできません。そのような行為をしたプレイヤーはチップが没収され、出場資格を失う可能性があります。没収されたチップはプレイから除外されます。

  7. デッキ交換: デッキの交換はディーラーまたは PokerStars Live の決定により行われます。プレイヤーはデッキの交換を要求することはできません。

  8. フォールドされたハンド: プレイヤーまたはディーラーによりディーラー「マック」、バーンカード、ボードまたは捨てられたカードの束に表を下にした状態で触れた時点で、ハンドはフォールドしたとみなされます。ルール 1 を受けて、フロア担当は正当な理由がありかつ正しいハンドを明確に取り戻せる場合は、マックされたハンドをプレイに戻して有効であると宣言することができます。ベットに対してカードを前方に投げ出したプレイヤーはハンドをフォールドしたものとみなされます。フロアパーソンの判断が最終決定となります。

    1. ルール 18 で規定される状況において、順番を間違えたフォールドは拘束力があります。
  9. ハンドの協議とハンドの無効化: ハンドについて協議する権利は新しいハンドの開始をもって失われます。新しいハンドは最初のシャッフルから始まります。シャッフル マシンを使用するテーブルでは、ディーラーがデッキ取り出しボタンを押すことにより新しいハンドが開始します。

    1. ハンドの無効化: ディーラーはテーブルに置かれ、明らかに勝利しているハンドを無効にすることはできません。誤った措置がなされる可能性があると思われる場合は、プレイヤーがテーブルに置かれたハンドの確認に協力してください。
    2. 保護されていないハンド: ディーラーが保護されていないハンドを無効にした場合、プレイヤーは補償や払い戻しを受けることはできません。例外として、プレイヤーがレイズし、そのレイズがまだコールされていなかった場合はレイズ額を受け取ることができます。ただし、レイズがコールされた場合は当該プレイヤーは敗退する場合があります。
  10. サイド ポット: サイド ポットは独立したポットとして分割されます。分割する前にポットを 1 つにすることはありません。プレイヤーはいかなる理由においてもポットに触れることはできません。

  11. クロックの要求: 妥当な長さの時間が経過したらプレイヤーはクロックを要求できます。フロアパーソンが要求を承諾すると、参加者に考慮時間 30 秒 (25 秒と 5 秒のっカウントダウン) が与えられます。カウントダウン終了までにアクションを行わなかったハンドは無効となります。トーナメント スーパーバイザーは、プレイヤーが意図的にプレイに時間をかけていると判断される場合にクロック時間を短縮する権利を留保します。意図的にゲーム進行を遅らせていると判断されたプレイヤーは罰則の対象となります。

    1. レベル時間が 20 分以下の PokerStars Live トーナメントではクロックは 25 秒、カウントダウンは 5 秒です。
    2. カウントダウンとプレイヤーのアクションが同時だと思われる場合は、通例プレイヤーに有利に判断されます (ルール 1 に基づいて再検討中)。
  12. 終盤のプレイ: 数日にわたって行われるトーナメントでは、意図的な遅延を防ぐために次のような措置が取られます。最終レベルの残り時間が 15 分から 5 分の間はトーナメント ディレクターがクロックを停止します。プレイヤーが 3 から 7 の間のカードを 1 枚引いて出た数字がその日にプレイされる残りのハンド数となります。トーナメント ディレクターは残りのハンド数をフィールドに対して宣言し、次のシャッフルから、またはシャッフル マシンのデッキ取り出しボタンを押した時点からその日のプレイが終了するまですべてのテーブルで残りのハンド数をプレイします。

  13. ハンドフォーハンド プレイ: 賞金が支払われる段階 (「マネーバブル」) に近づくと、トーナメントはハンドフォーハンド プレイに切り替わります。トーナメント ディレクターがハンドフォーハンド プレイを宣言すると、すべてのテーブルで現在プレイしているハンドを終了し、アクションを停止します。すべてのテーブルがそのハンドを終了すると、各テーブルのディーラーは 1 ハンドのみ配り、そのハンドが終了すると再度アクションを停止します。これは十分の数のプレイヤーが敗退してトーナメントの入賞決定に達するまで繰り返されます。

    1. コールされたオールイン: ハンドフォーハンド プレイの最中、オールインがコールされた場合、そのテーブルのディーラーは、ハンドを公開しないようプレイヤーに要求するなど、すべてのアクションを一時停止するよう指導されています。このテーブルは他のすべてのテーブルがそのハンドを終了するまで、ハンドを終了するのを待たなければなりません。他のテーブルでハンドが終了すると、フロアパーソンがオールインのあったテーブルへ行き、ハンドをプレイするよう指示します。複数テーブルでオールインがコールされた場合は、すべてのテーブルでその特定のハンドが終了するまでプレイを一時停止してテーブル 1 卓ずつプレイします。
    2. 複数のテーブルで同じハンドで複数のプレイヤーが敗退した場合は、それらのプレイヤー全員がその最終順位で同順位となります。
    3. 同じテーブルの同じハンドで複数のプレイヤーが敗退した場合は、そのハンドの開始時に最も多くのチップを持っていたプレイヤーが上位の順位となります。

4. アクション

  1. 新しいトーナメント レベル: ラウンドの時間が経過し、新たなラウンドがトーナメント スタッフにより宣言されると、次のハンドから新しいリミットが適用されます。新しいハンドは最初のシャッフルから始まります。シャッフル マシンを使用する場合は、ディーラーがデッキ取り出しボタンを押すことにより新しいハンドが決定されます。

  2. 着席義務: ディーラーがハンドを開始できるようボタンに最後のカードを配る際、プレイヤーは自分の席に着席していなければなりません。ディーラーは最後のカードがボタンに配られた後またはスタッド ゲームの場合は第 3 ストリートで最後のアップ カードが配られた後すぐに、着席していないプレイヤーのカードをマックするよう指導されています。プレイヤーはタイムを要求するには着席していなければなりません。「着席」とは自分の席にすぐ着ける状態をいいます。判断しかねる場合はフロア担当の判断が最終決定となります。

    1. スタッド ゲーム: スタッドのルールでは、ハンドが無効なプレイヤーはロー ベットをブリングインし、追加のカードを受けとるよう強制される可能性がありますのでご注意ください。これは強制です。
  3. アクション待機: ハンドにまだ参加している場合はテーブルに着席していなければなりません。これにはオールインの場合も含まれます。オールインしたら、レールの方へ行ったり、部屋を歩き回ったり、メディアと話をしたりせず、テーブルに着席したままでいなければなりません。ハンドに参加中にテーブルを去るプレイヤーは罰則の対象となります。

  4. レイズの回数制限: ノーリミット ゲームではレイズの回数に制限はありません。リミット イベントでは、最大ベット回数はハウス ルールに従います。ハウス ルールが定められていない場合はベット 1 回、レイズ 3 回とします。トーナメントがヘッズアップに移行すると、レイズ回数は無制限となります。

  5. ストリング ベット: ディーラーはストリング ベットまたはストリング レイズを指摘する責任を負います。ディーラーが気付かなかった場合は、テーブルに着席しているプレイヤー全員がストリング ベットまたはストリング レイズを指摘するのを支援してください。プレイヤーが指摘したストリング ベットまたはストリング レイズはフロア担当が確認します。ストリング ベットまたはストリング レイズは、ベットまたはレイズを数回の動作で行おうとすることをいい、事前に意図を宣言することなくスタックに戻したり、プレイヤーのアクションが完了する前に意図を持って順番を間違えてアクションを行わせようとする視覚的詐術を含みます。

  6. 実質的なアクション: 実質的なアクションとは、順に行う 2 つの行為 (その少なくとも 1 つがチップをポットに置く行為であること)、または順に行う 3 つの行為の組み合わせ (チェック、ベット、レイズ、コール、フォールド) をいいます。

  7. 順番通りの宣言およびアクション (アンダーコールを含む): 順番通りに行われたベットの宣言は拘束力を有します。順番通りにポットに置かれたチップは全額がポットに残ります。プレイヤーは常に順番にアクションを行わなければなりません。

    1. アンダーコール: アンダーコール (現在のコール額を下回る額をベットすること) は、3 人以上が参加するベッティング ラウンドでの最初のベットに対するコールである場合、またはヘッズアップでのベットに対するコールである場合は、全額コールしなければなりません。あらゆる状況でトーナメント ディレクターの裁量が適用されます。このルールのため、ブラインド ゲームでは、ビッグブラインドが最初のラウンドの最初のベットとなります。
  8. 順番を間違えた宣言とアクション (アンダーコールを含む): 順番通りに行われるベットに関する宣言は拘束力を有します。順番通りにポットに置かれたチップは全額がポットに残ります。プレイヤーは常に順番にアクションを行わなければなりません。自分に先行するプレイに影響を及ぼすために故意に順番を間違えてアクションを行うプレイヤーには罰則が科される場合があります。順番を間違えた宣言およびアクションは、当該プレイヤーのアクションが変更されなかった場合は拘束力を有します。コール、チェック、フォールドはアクションの変更とはみなされません。アクションが変更された場合、順番を間違えたベットは拘束力を有さず、順番を間違えたプレイヤーに返却されます。順番を間違えたプレイヤーはすべて選択肢 (コール、フォールド、レイズ) が回復されます。

    1. プレイヤーがレイズし、レイズがコールされる前にそのハンドが無効になった場合、当該プレイヤーはレイズし直すことができますが、コール分は没収されます。
  9. 承認されたアクション: コールするプレイヤーは、他者の発言にかかわらず、対戦相手のベットの正確な額をコールする前に自らの責任で確認しなければなりません。コールしたプレイヤーが勘定を要求し、ディーラーまたはプレイヤーから受け取った情報が不正確で、その額を出した場合、コールしたプレイヤーは正確なアクションを承認し、正確なベット額またはオールイン額が適用されます。トーナメントでのあらゆる状況と同様、トーナメント ディレクターの裁量でルール 1 が適用されます。

  10. 額が大きすぎるチップ: プレイヤーがレイズと宣言せずに額が大きすぎるチップ 1 枚をポットに置いた場合はコールとみなされます。プレイヤーが額が大きすぎるチップ 1 枚をポットに置いて「レイズ」と宣言したが金額は宣言しなかった場合は、当該チップの額面を最大額とするレイズになります。額が大きすぎるチップ 1 枚でレイズするには、チップがテーブルの表面に触れる前に宣言しなければなりません。ベットに対して何も宣言せずに額が大きすぎるチップ 1 枚を置くと、チップの額面と同額のベットとみなされます。

  11. 複数のチップ: ベットに対して (最初にレイズが宣言された場合を除く) チップ 1 枚を取り除くとコール額よりも少ない額になる同じ額面のチップ複数枚を置くとコールとみなされます。たとえば、ブラインドが 200-400 で、プレイヤー A が 1200 (800 のレイズ) をベットした場合、プレイヤー B がレイズを宣言せずに 1,000 チップ 2 枚を置くとコールとなります。プレイヤー B が 4 枚の 500 チップを置いた場合は 2,000 (さらに 800 のレイズ) へのレイズとみなされます。

  12. レイズ: 意図を明確にするのはプレイヤーの責任です。プレイヤーは正確なベット額またはレイズ額を宣言することを強く奨励します。ノーリミットまたはポットリミットではレイズは次の方法で行わなければなりません。

    1. 1 回の動作で全額をポットに置く。
    2. チップをポットに置く最初の動作の前に全額を宣言する。
    3. チップをポットに置く前に「レイズ」を宣言し、スタックへのもう 1 回の動作でアクションを完了する。
  13. ハーフベット レイズ: プレイヤーが 1 つ前のベットの 50% 以上ミニマムレイズ未満の額をレイズする場合はフル レイズしなければなりません。レイズはミニマム レイズと同額とします。プレイヤーが「レイズ」と宣言せずに 1 つ前のベットの 50% 未満のレイズを置いた場合は、1 つ前のベットをコールしなければなりません。

  14. オールイン レイズ: フル レイズよりも少ないオールインの場合、先にベットしたプレイヤーが再びベットできるようにはなりません。

  15. 標準的でなく明確ではないベット: プレイヤーは自己責任で非公式のベット用語および身振りを使用します。プレイヤーが意図したものとは異なる意味に解釈される可能性があります。また、宣言されたベットが正当に複数の意味を持ち得る場合、ベットする前のポット サイズ* 以下の最も高い妥当な額と判定されます。例: NLHE 200-400 でポットは総額 5,000 未満。プレイヤーが「5 をベット」と宣言。他に明確にする情報がなければ 500 のベットとなります。ポットが総額 5,000 以上の場合は 5,000 のベットとなります。

    *ポットはプレイヤーの前に置かれ、まだ回収されていないベットを含めた先行するすべてのベットの合計です。

  16. オールインでチップが隠れていた場合: オールインが認められると、隠れていたチップを含めたプレイヤーのスタック全額がハンドに賭けられます。ただし、オールインしたプレイヤーは隠れていたチップから利益を得ることはできません。

    1. 例: プレイヤー A が 21,000 をオールイン。プレイヤー B が 100,000 のスタックでコール。チップを中央に押し出す際にプレイヤー A が腕の下に 2 枚の 1,000 チップがあるのを発見。プレイヤー A がポットを獲得した場合は 21,000 チップのみ獲得する。プレイヤー A が当該ハンドでトーナメントから敗退した場合は、対戦相手が 23,000 全額を獲得する。
    2. 例外: プレイヤー A が 50,000 をオールイン。プレイヤー B が 55,000 のスタックでコール。チップを中央に押し出す際にプレイヤー A が腕の下に 1 枚の 10,000 チップがあるのを発見。プレイヤー A がポットを獲得した場合は 50,000 チップのみ獲得する。プレイヤー A がポットを獲得できなかった場合は、対戦相手がプレイヤー A の 55,000 のスタック全額を獲得しダブルアップする。

5. ショーダウン

  1. 宣言: ハンドの勝利者はカードによって決定されます。プレイヤーのハンドの内容の宣言には拘束力はありません。ただし、トーナメント スタッフの裁量に基づき、意図的にハンドを誤ったプレイヤーは罰則が科されることがあります。

  2. オールイン ショーダウン: プレイヤーがオールインし、すべてのアクションが完了すると、すべてのカードが表を上にして置かれます。プレイヤーがカードが公開される前に誤ってハンドをフォールドまたはマックした場合、トーナメント スタッフは明確に特定可能であればカードを取り戻す権利を留保します。オールインの状況で故意にカードをマックするプレイヤーは罰則の対象となる場合があります。

    1. サイド アクション: 複数のプレイヤーがサイド ポットをプレイし、メイン ポットは 1 人のプレイヤーがオールインしている場合、リバーのショーダウンまで残ったサイド ポットのプレイヤー全員とオールインしたプレイヤーはカードを公開しなければなりません。メイン ポットにオールインしたプレイヤーがいる場合にサイド ポットのリバーのショーダウンでフォールドすることはできません。ディーラーは有効なすべてのハンドを公開します。これらのハンドはポットを獲得することができます。
  3. ショーダウン: すべてのアクションが完了後、最後に攻撃的なアクションを行ったプレイヤーを先頭に右回りにカードを公開していきます。最終ストリートでベットがなかった場合は、そのベッティングラウンドで最初にプレイするプレイヤーが最初にカードを公開します (例: フロップ ゲームはボタンの左隣り、スタッドはハイ ハンド)。 

    1. プレイヤーはカードの公開を拒否してフォールドし、ポットを獲得する権利を放棄することができます。
    2. ハンドの公開またはフォールドを拒否するとルール 53 の措置の対象となります。
  4. 勝利ハンド: プレイヤーがポットを獲得するにはすべてのカードを公開しなければなりません。これにはボードを使用する場合も含まれます。カードを持つプレイヤーが 1 人しか残っていない場合、勝利ハンドを公開せずにポットを手に入れることができます。例: プレイヤー B がリバーでベット。プレイヤー A がコール。プレイヤー B がマック。これによりカードを持つプレイヤーはプレイヤー A のみとなり、プレイヤー A がハンドを公開せずにポットを獲得する。

    1. テーブルに置かれたハンド: ハンドはすべてのカードを表を上にしてテーブルに置くことによりテーブルに置いたとみなされます。カードを振って見せびらかしてもハンドをテーブルに置いたとはみなされません。ハンドを読み取れないため、テーブルに置かれるまでポットを獲得することはできません。
    2. 公開拒否: プレイヤーがホールカードをすべて公開することを拒否する場合、ディーラーは残りのカードをめくることはできず、フロア担当を呼ぶ必要があります。フロア担当はプレイヤーに対して手札をすべて公開するよう指示し、公開しない場合はフォールドとなることを知らせます。フロア担当が当該プレイヤーのハンドを無効と宣告し、プレイの進行を意図的に遅らせたことに対する罰則を科するまで 5 秒間の猶予が当該プレイヤーに与えられます。テーブルの他のプレイヤーは他のプレイヤーのカードをめくることはできません。カードがめくられた場合、当該ハンドは有効とみなされますが、他のプレイヤーのカードをめくったプレイヤーはエチケット違反に対する罰則が科されることがあります。
  5. 勝者にハンドを公開: ショーダウンまで残ったプレイヤーは、他のプレイヤーがまだカードを持っている場合はそれを公開するよう要求できます。ハンドを手放してマックすると、他のプレイヤーのカードの公開を要求する権利を失います。ショーダウンまで残ったプレイヤーが要求するハンドはその場で公開されます。かかるハンドは公開後もポットを獲得する権利を有します。ショーダウンまで残れなかったプレイヤーはハンドの公開を要求することはできません。

    1. 個人間の共謀に対する正当な懸念がある場合はプレイヤーはディーラーに対してカードを保管し、フロア担当にハンドを確認してもらうよう要求することができます。

6. 罰則およびエチケット

  1. 開示: プレイヤーはトーナメントに参加している他のプレイヤーを常に保護する義務があります。このため、ハンドに参加しているか否かを問わず、プレイヤーは次の行為を行うことはできません。

    1. ライブのハンドまたはフォールドされたハンドを開示すること。
    2. アクションが終了する前に助言またはプレイを批判すること。
    3. テーブルに置かれていないハンドを読むこと。
    4. 観戦者とハンドまたは戦略について話し合うこと。
    5. 外部から助言を求めたり助言を受けたりすること。
    6. 1 プレイヤー 1 ハンド ルールが適用されます。
  2. テレビ放送されるテーブルおよびホールカード: ウェブキャストまたはテレビ放送されるトーナメントに出場するプレイヤーは撮影スタッフに協力するよう求められます。これにはホールカードをテーブル上のカード カメラに示すことが含まれます。これに従わない場合、罰則が科せられることがあります。

  3. 公開されたカード: アクションが終了していない状態でカードを公開したプレイヤーは罰則が科される場合があります。テーブルに着席しているプレイヤー全員が公開されたカードを見ることができます。

    1. カードの公開およびマック: すでにフォールドしたプレイヤーに自分の手札を見せた後、自らフォールドすると罰則が科されることがあります。こうした行為を繰り返すプレイヤーには罰則が科されます。
  4. 共謀: ポーカーは個人でプレイするゲームです。ソフトプレイ、チップダンピング、バブルに勝ち残ることを目指した共謀 (例: バブルでビッグブラインドにフォールドし続ける) などは許されず、罰則が科されることがあります。

  5. エチケット違反: エチケット違反を繰り返すプレイヤーはトーナメント スタッフにより罰則が科されます。例を挙げると、他のプレイヤーのカードやチップへの不必要な接触、ゲームの進行を遅らせる行為、順番を間違ったアクションの繰り返し、チップを撒き散らす行為、故意にディーラーの手の届かない場所にベットすること、余計なおしゃべりなどが含まれます。また、大袈裟な身振りによる過剰な喜びの表現、不適切な行動または物理的行為、ジェスチャーまたは振る舞いに対して罰則が科されることがあります。また、他のプレイヤーのプレイ スタイルに対する罵倒行為やトーナメントでのプレイに対する非難も含まれます。

  6. 汚い言語遣い: 他のプレイヤー、トーナメント スタッフ、会場スタッフまたはその他のスタッフに対する暴言は許容しません。プレイヤーまたはスタッフ メンバーに対する汚い、淫らな、または不快な言葉遣いは罰則が科されることがあります。誰に対してでもない汚い、淫らな、または不快な言葉遣いも罰則が科されることがあります。

  7. 参加者はすべてのイベントおよびトーナメント エリア全域で礼儀正しく節度有る言動を心がけねばなりません。他の人が不適切な行動をしているのを目撃した場合は、直ちにトーナメント スタッフに知らせなければなりません。これには、プレイヤーの衛生状態または健康状態がテーブルに参加する他のプレイヤーに悪影響を及ぼしている場合が含まれます。プレイヤーの衛生状態または健康状態が他のプレイヤーに悪影響を及ぼしているかどうかの判断はトーナメント スタッフが自らの裁量で行い、このようなプレイヤーが PokerStars Live が満足できる方法で状況を改善することを拒む場合は、このようなプレイヤーに対して制裁措置を加えることができます。

  8. PokerStars Live やトーナメント ディレクターまたはトーナメント スタッフは、公式ルールまたはイベントの利に反する行為に対して PokerStars Live やトーナメント ディレクターまたはトーナメント スタッフの独自の絶対的な裁量に基づき罰則を科すことができます。

  9. 罰則: PokerStars Live やトーナメント ディレクターまたはトーナメント スタッフは独自の絶対的な裁量に基づき、口頭による厳重注意から PokerStars Live の全イベントの出場資格剥奪および退場に至る罰則 (下を参照) を科すことができます。ソフトプレイ、暴言、ゲーム進行の邪魔となる行為に対しては罰則が科されます。カードをテーブルの外に投げたり、カードを力を込めてマックした結果 1 枚またはすべてのカードがひっくり返ったり、ゆっくりとしたプレイを繰り返したり、1 プレイヤー 1 ハンド ルールに違反したり、類似の行為をした場合は罰則が科されることがあります。他のプレイヤー、トーナメント スタッフ、会場スタッフまたはその他のスタッフに対する暴言は許容しません。

    1. 罰則: 罰則には、口頭による厳重注意、単一または複数のハンド参加禁止罰則、ハンド一巡参加禁止罰則 (一巡は、当該プレイヤーが参加するトーナメント テーブルに残っているプレイヤー 1 人つき 1 ハンドから成ります。6 人のプレイヤーが残っている場合は 6 ハンドの参加禁止となります)、ハンドの無効化、イベントからの追放、イベント出場資格の剥奪 (獲得賞金はすべて没収)、イベントへの出場禁止、トーナメント後援者が運営する全イベントへの参加禁止が含まれるがこれらに限定されません。
    2. エスカレーション: 罰則は常に厳しい順に科されるわけではありません。プレイヤーの行為が十分重大であるとトーナメント スタッフがみなす場合は、最初の違反に対して当該プレイヤーの出場資格を剥奪することができます。プレイヤーは最初の違反に対して幅広い種類の罰則が科されることがあることを知るべきです。
    3. ハンド / ハンド一巡参加禁止の罰則: プレイヤーはハンドまたはハンドの一巡に 1 回または複数回参加せず、テーブルから離れるよう指示されます。この罰則が科されたプレイヤーが参加しなかったハンドはラウンドの一部として数えられます。ハンド/ハンド一巡参加禁止の罰則が科されたプレイヤーは、この罰則が続く間、指定トーナメント エリア外部に留まらなければなりません。罰則が科されたプレイヤーが自分の席に戻るときは、ディーラーは適切なフロア担当にその旨を知らせなければなりません。
    4. 罰則の移動: 罰則はプレイヤーに付随します。プレイヤー A に対してその晩の終わりにハンド二巡 (16 ハンド) 参加禁止の罰則が科されたが、その内 5 ハンド分しか務めなかった場合は、翌日に残る 11 ハンド分を務めることになります。これは分割されたテーブル、席の移動等の場合も同様です。
    5. 敗退に対する罰則: トーナメントから敗退したプレイヤーの最終順位は敗退時の順位となります。
      1. 例: 残り 15 人の時点 (入賞枠は 100 名) で、プレイヤー A はポーカー トーナメントと関係ない行為をしたためカジノに戻ることを禁じられた。プレイヤー A はチップを失い、15 位としての権利を得る。
    6. 失格: イベント出場資格を失ったプレイヤーはトーナメント チップを失い、バイインは賞金プールに充てられ、賞金を獲得する権利を失います。失格したプレイヤーは直ちにトーナメント エリアから退場しなければなりません。
  10. トーナメントの所有物: PokerStars Live トーナメント チップに現金価値はなく、PokerStars Live の独占的所有物であり、トーナメント エリアまたはイベントから持ち去ってはなりません。チップをあるイベントから別のイベントに持ち出している、またはあるプレイヤーから別のプレイヤーに譲渡していることが発覚したプレイヤーには、PokerStars Live の全ライブ イベントの出場資格剥奪および退場を含む罰則が科されます。

  11. 公式言語: Amaya US がニュージャージー州で開催するイベントに関してはプレイが行われているすべてのテーブルで英語限定ルールが施行されます。このルールに違反する参加者には出場資格剥奪を含む罰則が科されます。その他のすべてのイベントはプレイ開始時に許容可能な言語が発表されます。

  12. 取り消す権利: PokerStars Live はイベントが開催されるカジノと共に、イベントまたはトーナメントを単独かつ絶対的な裁量により取り消す、または変更する権利を留保します。

  13. 最低人数に満たないトーナメントを中止する権利): PokerStars Live はイベントの開催会場となるカジノと共に開始までに参加者数が最低人数の 15 人に満たないトーナメントを中止する権利を留保します。